この装置は、粒子にレーザー光を当てたときに散乱する光を用いて、どんな粒子径のものが、どのくらいの頻度で存在しているのか?を測定する装置です。
食品、医薬品、セラミックス、化学合成品などの粉末材料を扱っている分野では、必ずその粉末の粒子径を管理しています。
牛乳やチョコレート等の食品の舌触りも、μmオーダーの粒子径管理することで、滑らかさが加わったり、のどごしの違いが生じたりします。化粧品のファンデーションなども、粒子の大きさを管理することで、肌への付着具合や、カバー力に工夫がされています。
インクや自動車の塗料等も粒子径が発色具合や光沢に大きく影響していますし、掃除用の研磨剤や半導体ウエハを研磨するCMPスラリーなどもきれいな研磨面を得るためには粒子大きさと分布の幅が重要となっています。
レーザー回折/散乱式と呼ばれる測定原理を用いるLA-920では0.02μmから2000μmまでの非常に幅広い範囲で、何μmの粒子が、何%の割合で存在しているのかをわずか数十秒で測定することができます。
ここで、LA-920の測定できる最小粒子径(0.02μm)を数mmの蟻の大きさと考えると、最大粒子径(2000μm)は数百mの高層ビルの大きさということになり、この装置がどれだけ広範囲の大きさの分布をはかることができるかということが分かると思います。
また産業界の発展に伴い、材料の微細化が進み、粒子はどんどん小さく、目でみても粒子と認識できないナノ(nm)レベルの大きさのものまで管理されるようになってきています。動的光散乱式と呼ばれる測定原理を用いるLB-550では1nmから6μmといった超微粒子の粒子径分布を測定することができます。









